おはこんばんちわ、しのジャッキー(@shinojackie)です。
お子さんを3人とも東大理IIIに合格させた
というカリスマお母さんのことが書かれていた。
いわゆるお受験でなにからなにかまで
お母さんがつきっきりで手伝う
お受験ママの話を読むと、私はいつも心のどこかで
それで子供の自立心がそだてられるのだろうか。。。
と一種の嫌悪感を覚える。
今回もそうだった。
でも、ちょっとポジティブに読んでみることを試してみたら
色々発見があったので、ちょっと書いてみたいと思います。
優先順位・スケジュール管理
とてもスゴい。
子供のスケジュールを綿密に詰め
受験に関する戦略を立てるお母さん。
物事に優先順位をつけ、とことん面倒を見た。家の手伝いも学校の準備も一切させなかった物事の優先順位を着けることってすごい大切。
そういう習慣を子供に着けさせることってとても重要だと思います。
1人1人にタイマーを与え、休憩時間も分単位で管理させたもう、ここまで、来ると、ライフハッカーじゃないか!って感じ
ただ、後半の手伝いを一切させなかった、というところ。
これは、いわゆる受験勉強期間以外も、ということだと自分は受け入れられないな。
このお母さんは専業主婦の方なので、そういったことは自分のミッションだ
というプライドがあったのかもしれません。
でも、これで「生きる力」がつくんかいね。
という疑問が・・。でもこれは価値観の違いかもしれないですね。
曰く
家事の習得はいつでもできますが、勉強は頭の柔らかいうちの方がより多く吸収できます。だから、勉強する時間の方を優先させました。まぁ、たしかに、私も、家事の手伝い、あんまりしなかったけど、見よう見まねで、一人暮らしの自炊は全然できたからな。。。
観察力
時には、問題を解くスピードが遅いのに
筆圧が高いからじゃないか、と突き止め
それによって解決したというエピソードは
すごい観察力だ、と関心した。
最近流行りのデザイン思考でも
「観察」というのが非常に大切だとされています。
これは中々できることじゃないな、と思いました。
子育ても仕事と一緒で、結果が大事
子供の入試の日に、学校の門まで付き添いしたことに関して18にもなる良い大人に、付き添いなんて、、、という批判には
総理のSPと同じ、だと反論するそうです。
受験も結果が大切であり、そのために、親としてできることはやる
それはいいこと。結果・目的に対して感情ははさまず徹底する
とのことで、この人はビジネスパーソンとしても、
すごい能力を発揮できるに違いない、と関心しました。
大切なのって大学合格「以降」では?
しかし、その子供は、自分にSPや秘書が常にいることが「当たり前」だと思う子供になってしまう可能性はないだろうか?
私の使命は、無事に試験会場に送り届けること
アスリートの世界だったら、試合とかそういのに
親が付き添うって、美談的に受け入れられるけど
お受験だと、批判がでるのってなんでだろう?
ってセルフ突っ込みなんですけど、
それは、ちょっとおいといて
子育ての目的・結果として、
東大合格以降というのが本当に大切なことのはず。
10代の多感な時期だからこそ、大学合格の先に
何になりたいのか、何をしたいのか、どんな人生を送りたいのか
そういうことを考える時間を十分に取ることができたのだろうか?
そもそも、その通過点として大学合格なんてなくてもよくね
って可能性だって十分にあり得る。
そうか、記事の編集がいけないんだ!
こういった特集が組まれている時に、腹が立つのってそういう部分が抜け落ちてるからなんだろうな、と今気づきました。
これは、このお母さんの教育の中でなされているのかどうか
記事の紙面だけでは分からないんですよね。。。
お受験テクニック的なところにスポットライトがあたっているので。
なので、この大学では、こんなことが学べて
将来、こんな風なことがしたいから、この大学に行く
的な、本人の意志をちゃんと育むプロセス、これを大切にしたいな
と思いました。
お受験って個別最適化なんだ
能率や効率を重視し、短絡的に「東大合格!」を目的にしてしまいその子供の長い人生の中のとても大切な時期に、
個別最適化をしてしまってはいないだろうか?
うちは、夫婦は共働きなので
このお母さんの様に、つきっきりで子供のことはできません。
そんな中でも、以下のことを大切にして行きたいなと思いました。
- 色々な経験を与えてあげること
- どんなことを感じたのかを引き出してあげること
- 次の経験の糸口や選択肢を提示してあげる
無意識に思考停止してるんだなー
今回は、普段だったら、ばーっと読んでバカじゃねーので読み捨ててしまう記事を読みながら、
前向きにすごいな、と思うところは、すごい
いやだな、変だな、と思うところはどこなんだろうか?
という視点で記事を読んでみました。
そうすると、自分の価値観とか考えのコアな部分が見えてきました。
あぁ、自分の脳みそって、こんなにも容易に思考を停止してしまうんだな
と勉強になりました。
そして、そうやって、色々な成長や勉強の機会を失っているんだろうな
という発見をしました。
ネガティブな感情をもっているものこそ
分解して見ていく、これを心がけて行きたいものですね。
ちなみに読んだのははこちらの雑誌の佐藤亮子さんという方の特集でした。
AERA (アエラ) 2015年 7/27 増大号 [雑誌] 朝日新聞出版 2015-07-18 売り上げランキング :
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って、本、いっぱい出されてるのね。。。すげー。
一冊くらい、試しに読んでみようかな。。。
受験は母親が9割 灘→東大理Ⅲに3兄弟が合格! 佐藤亮子 朝日新聞出版 2015-07-21 売り上げランキング : 311
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「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が教える秀才の育て方 (角川書店単行本)[Kindle版] 佐藤 亮子 KADOKAWA / 角川書店 2014-12-22 売り上げランキング : 8489
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