大人の学級会に参加してきた!〜失敗力ってなんだろう?〜

2015年8月1日土曜日

セミナー 子育て

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おはこんばんちわ、しのジャッキー(@shinojackie)です。

超重要な第二領域のタスク

第二領域に取り組め!
ときて、ピンときますか?

ビジネス書が好きな方であれば、知らない人はいないであろう「 7つの習慣

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

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その中にある優先順位、時間管理マトリックスの中で
重要x緊急じゃないのタスクに、集中して取り組むかが
成功するための原理・原則である、というものですね。


私にとってその一つが、子供の教育です。
3才と2才の二児の父として、自分の子供をどのように教育していくか
これほど重要なタスクはないのですが、なかなか取り組めないものです。

子育て哲学ありますか?

先日読んだ「お父さんがキモい理由を説明するね」には著者の子育て哲学がたくさん込められていて多いに刺激を受けました。


お父さんがキモい理由を説明するね―父と娘がガチでトークしました (Linda BOOKS!)

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なにか、そういう子供の教育について、考える機会を増やしたいな、と思っているときに異業種交流会「ゆるたまの会」のメンバーでワークショップ・デザイナーのH氏から、教師と社会人が対話するワークショップをやる、なんて渡りに船なお話が来たので参加してきました。

大人の学級会に参加してきた

”教育ジブンゴト社会実現”に向けて、継続的な教師と社会人の対話の場を作って行こうというコンセプトの様で、初回は「今、子どもたちにどんな力を身に付けさせたいか?」というテーマで、ワールドカフェの手法を使っての対話が行われました。


ワールドカフェは、複数人数で、一つのテーマについて会話する手法です。グループに分かれて対話をしますが、どんどんキーワードを机に書き残していき、グループを変更しても、それまでの会話を継続しながら新しいアイデアに触れて、どんどん他花受粉していく、というものです。

ワールドカフェってなんだ? - NAVER まとめ
手法を詳しく知りたい方はこちら。


発起人の方が、自身が教師でありながら、ワークショップ・デザイナーとして学びを活かして場作りをしていたため、全体の進行がとてもスムーズであっという間の時間でした。

ワークショップデザイナー育成プログラム
ワークショップデザイナーという資格が得られるそうです。
人気のプログラムのようで、毎期80名程度が参加しているとか


こんなキーワードが出てきました

以下に、4つに分かれたグループの中で共通してでてきたキーワードをピックアップしてみました。
  • 思考力
  • 失敗不足(レジリエンス)
  • 熱中する力
  • 想像力・連想力・表現力
  • 意志力
  • コミュニケーション能力
  • お金リテラシー
  • No正解主義
  • 本物に触れさせる
  • 社会とつながる

みんなで輪になって振り返りの一言シェア

個人的に印象に残ったものをピックアップ。
  • 失敗させる余裕が教育現場に無い
  • 先生も色々な経験をしないと、と思った
  • 企業研修での教育課題と似通ったキーワードが多かった
  • 時間が経つのが早かった。生徒にもこういう風に授業を受けて欲しいと思った

感想

普段、教師の方と会話する機会ってないので、とても面白い体験でした。継続されるということなので、次回も是非参加したいと思えるワークショップでした。

右脳・左脳 x IN & OUT
ワールドカフェで、机に並ぶ「〜力」を眺めていて、ふとこんなマトリックスが頭に浮かび書き留めました。年齢が上がるに従って、左脳的インプットに偏重していくんだな、と。



TEDの人気トーク「学校教育は創造性を殺してしまっている」の中でも、学校教育は腰からだんだん上がって行って、脳の片側だけに集中していく、と言われていたのを思い出しました。

しのジャッキーの自燃ブログ: ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」勝手にTEDまとめ


失敗させることが目的じゃないよなぁ

対話の中ででてきた、一番印象的だったのが、「失敗の経験不足」というキーワードがどのグループでも共通的に出てきていたこと。そして、その失敗を経験させる余裕が教育現場にはない、ということ。

一方、失敗させることが目的ではないはず、失敗からどう学ぶか、が教えられないと意味がない。といったコメントもでてきた。

自分の中で、この失敗に関してがもやもやとしていて、「もっとポジティブな別の表現がないものか?」と帰りの間ずっと考えていました。で、一つ思いついた。チャレンジやストレッチさせること、じゃないか、と。

以前、アシタノレシピに以下の記事を書きました。



いつも、自分が快適な所に身をおいていると、自分の能力は伸びないし、可能性も広がら
ない。だから、ちょっとストレッチなところに自分をおくことが重要というコンセプト。

ストレッチしようとすると、しすぎてしまうこともある。そこで「失敗から学ぶ経験」ができる、じゃないかなぁ、と思ったんです。


ストレッチができない?

人材開発関係では有名な慶応大学教授、高橋俊介さんが、「昔は、Z会とかで超難問集みたいなのがあったけど、最近は無いらしい。なぜかというと、受験至上主義で、効率を重視するあまり、超難問が解けることは、合格する目的に対して過剰だと、そういうことのようなのです。」といったことをおっしゃっているのを聞いたことがあります。

学校教育では、指導要領があり、それからはみ出した内容を教えることがはばかられたり、そもそもそんな余裕が先生側にない、っていうジレンマがあるのかな?

だけど、教育は、その子供の可能性を殺さないために、幅広い知識をつけてあげることと、その子供の才能、尖った部分を伸ばしてあげることの両面が必要なのかな、と思いました。であれば、そういう受け皿として、コミュニティーができることってなんなのだろう?

その道筋は、主催者の目指す「教育ジブンゴト社会が実現」と重なっていったら素敵だな、などと思ったのでした。

第二回のレポートこちら

しのジャッキーの自燃ブログ: 失敗とはチャレンジの証なんだ!@おとなの学級会Vol.2参加レポート


次回も気になる方は、以下から購読できます。 それでは、また!

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