夢は手段&子どもの可能性は本当に無限大か?@おとなの学級会Vol.3参加レポート

2015年10月4日日曜日

セミナー 子育て

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おはこんばんちわ、しのジャッキー(@shinojackie)です。

「おとなの学級会」っていう
"教育ジブンゴト社会"の実現を目指して
教師と社会人の対話の場を作って行こう!
なんていうステキな取り組みがあります。
その第3回のテーマが「夢・憧れ」でした。



今回は、運動会と日程が重なり
社会人、先生共に参加者すくなく10名弱での会でしたが
役者さん、映画監督さん、とクリエイティブな参加者が多く
じっくり対話ができました。

夢は苦手です

今回のテーマ「夢・憧れ」
これ苦手なテーマです。

何を隠そう、かつてこの様な投稿をしたぐらいですから。

しのジャッキーの自燃ブログ: なくてもよくね?〜あなたは人生で実現したい夢ってありますか?〜


この頃って、夢があってそれを実行していいる人に憧れてるだけの人
つまりは「いつまでも夢見ちゃっている」自分に嫌気が刺していました。

でも、最近はそこまで重傷でもなくなってきたな。
ということを今回のおとなの学級会に参加して思いました。

それは、最近書いたこちらの投稿がキッカケだと思います。
夢はあくまで手段でしかないと気づいたからです。

しのジャッキーの自燃ブログ: 夢は何のための手段?達成脳について考える




夢年表(これまで)

とにもかくにも、このテーマで
グループのメンバーで、幼少時代の夢を語り合い
それを夢年表という形に表すワークをしました

私の夢年表

さて、小(小学校)のところに衝撃的な文字がありますね

「サラリーマン」

はい、夢叶ってますとも
どう振り返っても、
一般的な小学生の持つ夢はなかったと思います
スポーツ選手とか、パイロットとか、ねぇ。

ところで、今回の会で聞いていて
医者、弁護士、といったものが出てきました。
いわゆる高学歴とニアリーイコールな
ものが夢だったかもしれない、という意見がでたときに

この夢が、イコール学力ではかられてしまう
発想力の貧困さを、偏差値で評価する傾向のある
日本の教育の課題として、もや〜、と感じました。

ちなみに、「この支配からの卒業」って小学校のとこにありますね。

私、小学校の頃に、「シカト」された時期があるんです。
そのとき、「おれをシカトするような奴らとは付き合わねぇ!」
って小学4年生にして中学受験を目指したんです。
どんなやなタイプの小学生だよ、と。

夢年表(未来)

さて、過去の夢年表の最後に、
組織変革ファシリテーター、とありますね。
影響されやすい人間です。
ザ・ファシリテーター、本当面白いんだからね!

ザ・ファシリテーター

森 時彦 ダイヤモンド社 2004-11-12
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さて、未来の夢年表です。
これを作りました。


スナック・ジャッキー(!?)

まったくもって唐突です。
これは、運営している異業種交流会ゆるたまの先に
自分が思い描いている「夢」なのですが
子供が社会人と気軽に接することができる
サロンっつ〜んですかね、そういうものを
身近に持っていたいんですよね
子供が中学校に入る前くらいまでに、と思うと40才までには。

そして、50で社長ですか。
はい、数年前に新入社員600人以上の前で
「社長になる」っていったし(バカ)

しのジャッキーの自燃ブログ: プレゼンってある種の儀式だな
バカはこちら参照


以降、省略。
音楽はとくに強制する気はないんだけど、夢ですから〜

子供に夢や憧れは必要か?

さぁ、私のワークの説明が長々となってしまいましたが
次のワークは、グループで、
「子どもが夢・憧れをもつことは本当に必要か?」
というテーマでバリューグラフを作成しました。

バリュー・グラフのやり方については以下に詳細がありました。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2014/06/02/1347910_9.pdf

テーマに対して、「事実」や「理由」などを
どんどんフセン(黄色)に書いて、上に向かって並べていきます。

また、出てきたアイデアに対して、反対意見(ピンク)もフセンに書いていきます。
もちろん、反対意見に対しての反論もフセンに書いていきます。

そのようにして、どんどん、アイデアに着想を得て
色々なアイデアが生まれ、テーマに対する深い理解を得ることができました。

2グループで出来たそれぞれのバリュー・グラフがこちらです。




やはり、夢は手段だ

一目みてお分かりの通り
何かしらの結論を導き出しているわけではないですし
このワークは、プロセスを通してそれぞれが気づきを得るものだと思います。

さて、私の気づきは2つありました。

一つは、「夢はやっぱり手段だ」ということ
以下の枝がバリューグラフで伸びました。

  1. 夢があれば苦手なこともがんばれる、
  2. 色んなことができるようになる
  3. もっとがんばれる
  4. 夢に近づける実感が得られる
  5. 毎日が楽しくなる
  6. 周りの人も楽しくなる
ここで、これって夢がなくてもできるじゃん。
ってのが大きな気づきでした。
日々目の前のことに一生懸命取り組むことで
色々なことが出来るようになるし、
自分の可能性が広がって行く、
達成感や貢献感って必ず感じられる

夢は何のための手段?達成脳について考える
つーことで、手段ですよ。夢は


失敗とチャレンジは紙一重?いやいやそうじゃなくて
つーことで、日々のチャレンジが重要ですよ


子どもの可能性は無限大か?

そして、もう一つの気づき
こちらは課題意識。

「子どもの可能性は無限大っていうけど
 周りの親や先生などの大人がそういう夢を否定することもある」

というコメントが寄せられて
議論が白熱した。

この裏側には、「それだったら夢なんてなくてもいいじゃないか」
という深層心理が見え隠れしているのかもしれない。

ここで親(=家庭)、先生(=学校)
という2つのコミュニティーにしか所属意識を持てていない
そんな子どもはここでドン詰まりになってしまう。
そういう課題意識を、グループで共有できたと思う。

これは、是非、今後「おとなの学級会」でのテーマとして
取り上げてほしいな〜。
ここで、地域社会というコミュニティーがその子どもの可能性は発想を
下支えできるような社会こそ「おとなの学級会」が目指す
"教育ジブンゴト社会"だと思うんだな〜

そういった第3のコミュニティーがあったとき
子どもの可能性は無限大だと私は信じたいですね。
いかがでしょうねぇ。


<最後に>

ここまで、読んでくださった皆様ありがとうございました。
「おとなの学級会」の活動に関心のある方は、
TwitterかFBでコンタクトください~。
次回情報が届くように主催者さんとおつなぎします〜。

私は、子どもが二人いるので、将来の教育を担っている
教師の方々の考えに触れるとともに、自分の育児哲学
みたいなものを考える機会にしたいな、と思って参加しています。

失敗とはチャレンジの証なんだ!@おとなの学級会Vol.2参加レポート
第二回の参加レポートはこちら


大人の学級会に参加してきた!〜失敗力ってなんだろう?〜
第一回の参加レポートはこちら


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