これまでに、読んで衝撃を受けた本ってありますか?
そんな中の一冊がこの本。
経営不振の会社の変革を専門とするコンサルタントであった著者が
その経験をもとに、組織変革のためのプロセスを
ビジネス小説としてまとめあげたもの。
まるで自社のことをいっているのか!?
と思うほどの既視感がはんぱない
V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫) 三枝 匡 日本経済新聞社 2006-04 売り上げランキング : 1843
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本書は、これまでも本ブログで何度か登場しているのですが
今回この本を再度取り上げるのには理由があります。
最近、ファシリテーション関連の本を立て続けに読んでいます。
ファシリテーションは、単純に会議の進行役
的な意味合いで使われているかもしれません。
というか、私もあまりそれ以上のものとして
あまり「ファシリテーション」という言葉を捉えていませんでした。
しかし、この本を読んで考え方が一変しました。
ザ・ファシリテーター 森 時彦 ダイヤモンド社 2004-11-12 売り上げランキング : 11248
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本書は、日本企業、外資企業、両方で働いた経験を持つ著者が
その経験から、ファシリテーションの重要性に気づき
組織変革を舞台に、ファシリテーターがいかにして
それを進めて行くのかが描かれていきます。
- 異分子が組織の長として降り立つ
- 組織変革チームを編成する
- チームメンバー間のやりとりを通して
- メンバーのやる気を鼓舞し
- チームメンバーの戦略立案を促す
- トップが戦略実行を決断
- 実行に伴う抵抗勢力との戦い
そして・・・
かなりしびれます。
しびれるストーリー
しかし、問題はそこではありません。
恐ろしいまでに共通していることです。
思えば、「V字回復の経営」を読んだとき
その衝撃から、経営者というものに初めて憧れました。
それが、ビジネススクールに関心を持ったキッカケでもありました。
一つの決断(MBA単科受講)そのプロセスを追う
そこらへんの詳細はこちらの記事へ
結構、影響されやすいんです。私。
そんなこんなで、ただいま絶賛ファシリテーション病感染中
すぐさま、「ザ・ファシリテーター2」を読みましたザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない! 森 時彦 ダイヤモンド社 2007-01-27 売り上げランキング : 150427
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「ザ・ファシリテーター」を読んで
組織変革を現実のものにするために避けて通れない
人と人との課題の解決という学問として非常に難しい領域
これをとりあつかっているのがファシリテーションなんだと理解しました。
これまでサークルとか部活動とかそういう団体活動が苦手だった私
ものすごい苦手意識を持っています。
いや、これは意識ではなく、実際問題として不得意領域なのです。
異業種交流会、運営しています。
してるんですけど、ホント、基本なんでも自分でやっちゃおう
ってなってしまい、人に任せられない
いざ、企画・運営会議を設定しても
自分ばかりしゃべってしまう。
そうこうして、「勝手に」疲弊感を抱え込んでしまう。
3年間、異業種交流会を運営してきて
今年、初めて半年以上、イベントに穴を空けてしまって
痛恨に感じているのです。
ということで、これをどうにか解決していかないとなぁ、
といっても、どうしてよいものやら、と思い悩んでいました。
こういう背景とも重なって、
ファシリテーションが自分に迫ってきたのだと思います。
組織運営に悩む方
ザ・ファシリテーターおすすめです
ザ・ファシリテーター 森 時彦 ダイヤモンド社 2004-11-12 売り上げランキング : 11248
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ということで、しばらくファシリテーションについて
学びを深めて行きたいと思っております。
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