"こちず"をもって街を歩こう!
古地図。
ふるちず、ではなく「こちず」と変換すると
一発で変換されたので「こちず」ですね。
なんとも、ノスタルジックでアカデミックな
雰囲気を作り出してくれる「こちず」
そんな古地図を片手に、街を散策する。
そんなノスタルジックな活動をして参りました。
場所は日本橋COREDOからスタート
皆さん、東京までXX kmとかいう時の距離って
日本橋までの距離なんですって!
道路標識で「東京まで○○km」と書かれている多くは、日本橋までの距離を表しています。
引用元:日本橋の遊び方|まち日本橋
COREDOの裏道を通って、海運橋跡地にきました。
この源内、首都高速環状線になっている部分。
かつては川で、木材河岸だったんですね。
かいうん橋、跡地を示す石碑が。
しかし、まてよ。
古地図では、「海賊橋」とある
なぜか?
これは、江戸時代の名前で、明治維新の際に
もっと縁起の良い名前に、ということで改名したそうな。
こんなプチミステリーも面白い。
郵便発祥の地
郵便は、1871年に、日本橋郵便局のある地から始まったそうです。
もう150年近くがたつのですね。
そんな地には、創設者の1人、前島密(ひそか)先生の像がありました
日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像で知られる。「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めた。その功績から「郵便制度の父」と呼ばれる。
引用元:前島密 - Wikipedia
だいぶ位置がずれてる江戸橋
さて、郵便発祥の地から北上しますと江戸橋。こうやって、古地図と並べてみると
結構位置がずれていたりするのも面白いですね。
江戸橋を渡ると、魚河岸。
いまはその下を半蔵門線が通っているのかぁ〜。
常磐お稲荷さんは、百年以上たってもそのまま残っている!
さて、いよいよ、魚河岸を過ぎると「日本橋」
日本橋の麒麟の秘密
「米千」で一つの文字として
なんて読むかご存知ですか?
メートルって、米って書きますね。
それが千あつまると。。。
お分かりですね。キロメートル
そんなことが書かれた
いわれの石碑が近くにありました。
東京から各地への距離なんてのも書いてありました。
この像は、乙姫
浦島太郎にでてくる竜宮城のお姫様とか古事記の海幸・山幸神話との関係性など、
古事記マニアな参加者がはなしてくれたり、
最近、マンガ古事記を読んだので知的興奮はんぱない
日本橋の中央には「麒麟(きりん)」が
なぜ麒麟なのか。調べてみるとこんなことが。
こういう歴史の中の意味付けの深さって本当にすごいなぁ、と感じます。
「麒麟(きりん)」は中国の神話に現れる伝説上の「四霊獣」の一つです。「応龍」は【変幻】、『麒麟』は【信義】、「鳳凰」は【平安】、「霊亀」は【不死】を表します。そして、木(肝)・火(心)・土(脾胃)・金(肺)・水(腎)の『5つの関係』を説く「五行説」の中でも「土王説」にあっては、『土』がその中心を司り、そこに配置されるのが『麒麟』なのです。
そもそも「平和」を象徴する「四霊獣」。中でも、5つの関係の中心に配された「信義」を意味する『麒麟』。だから「五街道」の起点である「日本橋」にふさわしいとして、このモチーフが選ばれたたのではないでしょうか?
引用元:日本橋》『日本橋(にほんばし)』と、そこに鎮座する翼のある『麒麟(きりん)』は、凛としていて東京の守護神のような出で立ちです。 | 東京すごろく
三越のところに尼店?なんだこれ?
さぁ、日本橋から見えるは日本橋三越まさに、この写真のところを古地図でみると。。
尼店とある。
これ、「あまだな」って読むそうなんですが
なんか聞き覚えがありませんか。
amadana
あ、見覚えありますよね?
これっすよ。
amadana携帯とかありましたね
このデザイン会社って、日本の会社だったんですね。
そして、その名前の由来というのがこの「尼店(あまだな)」
ってことらしんです。
ブランド名の「amadana(アマダナ)」は、「日本の家電を東京から再び世界ブランドへ」の思いを込めて、2003年に東京で生まれた家電ブランドで、ブランド名の由来は江戸時代の日本橋に存在した漆職人の町「尼店(あまだな)」に由来する。
引用元:amadana - Wikipedia
そもそも、なんで「尼」なんだ、というのも気になりますね。
これは、尼崎(大阪)からきた商人がこの地を拝領したことが
地名の由来になっているそうです。
amadanaといえば、三洋から、アクアブランドを買収したハイアール
こちらとの提携の記事を最近見ました。
ハイアールは中国のというか世界最大手の家電メーカー。
非常に独創的な、家電の再定義をしていて
とても面白い。そんな彼らがamadanaと組んで
日本の価値の再定義もしていってもらいたいですね。
機能ではなく、好き嫌いで選ぶ“KADEN”~amadana×ハイアール本格始動 - 家電 Watch
三越の中にすごいものが!
いやぁ、常識なんですかね。三越の中にこんな像があることって。
昭和三十三年完成だそうです。
横からみたこの「うねり」、のけぞるわぁ
背面の彫刻というか、もすんごい奇麗で見入る
裏には、パイプオルガンがあり、演奏が聞けました
いわれはこのようになっております。
天女(まごころ)像、というんですね。
この像は、三越のお客様に対する基本理念「まごころ」をシンボリックに表現する像として「まごころ像」ともいわれ、日本橋三越本店の象徴ともいえる存在です。
製作にあたったのは名匠・佐藤玄々先生。京都の妙心寺内にあるアトリエで、多くのお弟子さんとともに「構想・下絵・原形・試作」という数々の行程を経ながら、完成までには約10年の歳月を要しました。
引用元:天女(まごころ)像 | 三越 店舗情報
ホオズキって食べれるの!?
ホオズキって知ってますよね。こんな感じで、奇麗で、可愛らしいやつ。
三越8階の食堂で、そんなホオズキがメニューにありました。
最初、ホオズキを模して作ったデザートかとおもったら
ガチでした
見た目は、フルーツトマトみたいな感じ
口にいれるとジュワっと想像以上にみずみずしい。
自然な甘さが広がります。
そして最後は、おそらく皮の渋みが広がります。
例えると「きんかん」の味。
人間の味覚に合わせて品種改良されていない
自然の味は、どこか懐かしい感じがしました。
最後に
今回の古地図片手に日本橋ツアーは
13:30からスタートして、この時点で16:30
まだまだ、色々まわってみたい感はあったのですが
2才、3才の子供も一緒で、だいぶつかれと飽きがきていたので
ここで解散となりました
今回は、異業種交流会ゆるたまからのスピンアウト的に
メンバーが企画してくれたイベントでしたが
非常に、知的興奮あふれる楽しいものでした。
あなたも古地図片手に散策
いかがですか?
ブラ〇タナリ~古地図片手に日本橋散策~
主催者タナカさんによるレポートはこちら
参考書籍情報ももりだくさん
古地図 - goo地図
古地図が入手できるサイト、あるんですね〜。
今回散策したルート
改めて、今回散策したルートはこちらでした。
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