2枚目の名刺、夏フェス2015参加レポートの続編です。
前回は、米倉誠一郎さんのアツい講演の模様をお届けしました。
しのジャッキーの自燃ブログ: 二枚目の名刺/夏フェス2015 /米倉さん講演レポートほか
今回は以下の3本立てでお届けします。
- 2枚目の名刺のSPOサポートプロジェクト経験者のトークセッション
- NPOによるプレゼンテーション+スペシャルゲストプレゼン
- 気になったNPO「アスデッサン」
SPOサポートプロジェクト経験者のトークセッション
SPOサポートプロジェクト自体は、以下サイトに説明がありました。二枚目の名刺が「ビジネスパーソンが2枚の名刺を持つきっかけ」
として展開しているコアコンテンツが「サポートプロジェクト」。
サポートプロジェクトとは…
社会人数名がチームを構成し、それぞれの強みやビジネススキルを活かしながら、
NPOなどのSPO※の抱える経営課題――戦略、マーティング、企業とのコラボ、など――に、
SPOと一緒になって取り組む有期(通常3ヶ月)のプロジェクトです。
※SPO(Social Purpose Organization):組織形態は問わず、社会問題の解決を組織の第一のミッションとして掲げる団体の総称)
引用元:SPOサポートプロジェクトをデザインする(二枚目メンバー募集!) | NPO法人 二枚目の名刺
「NPO2枚目の名刺」では、6年間、30件のSPOの支援をしてきたそうです。
本セッションは以下の5名のトークセッションとして進められました。
<トークセッション参加者>
SPO支援に参加した社会人の方、2名
支援を受けたSPOの方1名
会場提供者でもあるパソナさんから1名
ファシリテーターとして、二枚目の名刺代表の廣(ひろ)さん
外資、人事系のお仕事、3keysのサポートプロジェクトに参加
支援内容:ファンドレイジングなどによる運営資金調達を考える
対面会議は6ヶ月で7回だけ。あとはスカイプ
あなたにとって二枚目の名刺は?
「自分を知る場」
加賀 宝 さん (支援参加者)
BBEDの支援に参加。
ろう教育の支援、とりあえず一番難しそうなところ行っとくか。と決めた
支援は週5時間くらいだった。隔週で打合せやってた
あなたにとって二枚目の名刺は?
「冷めた自分に熱をくれる場」
玉田 さとみ さん (支援を受ける側)
BBED代表
一緒に考えてくれる人がそこにいる、ということがとても助かった
あなたにとって二枚目の名刺は?
「社会の救世主」
パソナ
パソナではシャドーキャビネットという、
社内で2枚目の名刺的なことができる活動をしている。
企業の立場から社会の問題点を見つめ、解決案を議論し社会に提案できる人材を育成するための社内組織「パソナ・シャドーキャビネット」を、2月16日(金)に発足いたしました。あなたにとって二枚目の名刺は?
引用元:PASONA NEWS
「個人が自立する一歩」
二枚目の名刺代表 廣さん
二枚目の名刺な活動の阻害要因ベストスリー
- きっかけがない
- 時間がない
- 自分の強みがわからない
NPOによるプレゼンテーション
ここからは、5つのNPOが10分ずつ、活動紹介のプレゼンテーションを登壇して行いました。BBED 玉田さとみ
ろう児の教育環境の整備活動日本では昭和8年から手話での教育を禁止している
手話での教育を!
特区に私立ろう学校、明晴学園を設立
一般校に行きたい子供を支援したい、遠隔パソコン文字通訳
中高では、情報保障が無いことに対応することを目指す
レディフォーで、ドキュメンタリー映画でクラウドファンディング、150万実現
高校野球の次の夢!世界中で僕と同じろう者と会う夢を叶えたい!
https://readyfor.jp/projects/17et17
グッド・エイジング・イエール、松中権
グッド・エイジング・エールズは
LGBTがより良く歳を
重ねていける世の中を、
という思いから始まりました
引用元:ABOUT | good aging yells. | LGBTと、いろんな人と、いっしょに。
LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーのこと
日本人の7.6%はLGBT
AB型、左利き、千葉県出身、くらいの割合
体の性、心の性、好きになる性の3つがあり、厳密には12タイプになる
グッド・エイジング・エールズでは
くらす、はたらく、つどう、つながる、場作りをしている
カラフル・カフェ
カラフル・ハウス(シェアハウス)
カンファレンスを企業と行い認知度向上
ラフル・ラン
カラフルステーション
アウト・イン・ジャパン:LGBT1,000人撮影するプロジェクト
etc
個別ブースでもらった資料
真ん中上のサムネイルみたいなのがアウト・イン・ジャパン正直、LGBTって初めて正確に意味を知りました。
マンガとかでは、特徴のあるキャラクターで出てくるが
実際、それをカミングアウトしている人を目の前にしたのは初めて
なんか不思議な気持ちだった。
彼らはこの感情を自然なものにして行きたいんだろうな。
CAN net、杉山絢子
CAN net とは、がん・病気を持った方やそのご家族と、多彩な分野のスペシャリストたちを、立場や領域の垣根をこえて一人ひとりの力と想いをつなぐ人の輪です。
引用元:CAN netとは | がんのなんでも相談窓口 CAN net
1枚目(本業)は腫瘍内科
がんなど病気になった時のサポート、病院ではできないことがある
情報過多で決めきれない。取捨選択できない
生きることを考える場が少ない
そういったことをサポートしていきたい
アスデッサン、真田諒
「全国の中高生、ひいては世界中の人々が自分らしい『アス(=未来)』を『デッサン(=何度でも
描き直す)』し、目を輝かせ、日本中、そして世界を埋め尽くす」
引用元:アスデッサンとは |
商社で働いている
教育に対する見方がガラッと変わった原点は
中高生の半分が夢を持てないでいることを知ったから
夢が無いんじゃなくて、知らないだけ
等身大の生き方を伝えたい
未来トーク、年間2,30件、累計50件、6,000人
中学・高校に行って、夢や失敗などを話す未来トーク
という活動をはじめた。
生徒からの声 ”なんでもありなんだ”
先生の声 ”変化が見えました”
Living in Peace、慎泰俊
在日コリアン
マイクロファイナンス
金融機関を使ったことが無い人たちが世界を見ると結構いる
日本初のマイクロファイナンスに投資するファンドを作った
途上国のマイクロファイナンス機関にお金を届ける
(スペシャルゲスト)GLOPATH
女子高生CEO&CFOの2名が登壇
2011年、3人の中学生でスタート
子供による子供のための未来創造企業
ルール、20歳までに退任し、後進に譲る
子供のアイデアを実現する、未来志向の学校を造る、大人の夢を子供が応援する、
例、グローバルの子供の価値観を盛り込んだ人生ゲーム創り
起業家育成の場
湘南インターナショナルスクール、母校をM&Aした
g Cafe、約1,000人の子育てママのコミュニティー、ここから教育者を排出する
リンクを探していて、FBのページなのに時代を感じます。
SNSファーストなんだなぁ。
気になったNPO「アスデッサン」
米倉さんの講演、トークセッション、NPOプレゼン以外の時間は、ポスターセッションと、プレゼンをしたNPOは個別のブースで、NPO活動を想像させるようなグループワークや実際に活動に参加するための説明会などを行っていました。今回参加のNPOの中で、私が一番関心を持ったのがアスデッサンです。
というのも、まさに最近参加している「おとなの学級会」
これに参加した動機と非常に通じていたからです。
「おとなの学級会」参加レポート
「おとなの学級会」は"教育ジブンゴト社会"の実現を目指して
教師と社会人の対話の場を作って行こう!という活動です。
これに参加している動機は、近い将来、自分の子供が受ける教育の現場
これを今のうちから知ることで、選択肢の幅を広げることです。
アスデッサンの活動は、社会人と学生をつなぐ活動
「おとなの学級会」は先生と学生をつなぐ活動
これは親和性が高いに決まってますね。
アスデッサンの活動、非常に気になります。
教育者である先生もそうですが、現在進行形の学生たちは
どんなことを考えているのか、それに触れることは
自分自身にとって、自分の子供の教育にとって
意味ある経験になると思いました。
どの様な関わり方ができるか、これから真剣に考えて行こうと思います。
まとめっぽいもの
今回は、参加にあたって名刺作ったけど
あまり交換できなかったなぁ。10枚いかなかったと思います。
そりゃ、NPOと社会人のマッチングイベントですしね。
普段は異業種交流会を運営していますが
社会に対して、インパクトを与える!
という活動ではないため、様々なNPOさんの話を聞いて多いに刺激を受けました。
そういえば、会場では、データを入力して、即時”2枚目の名刺”
を作成してくれていました。いや〜、芸が細かい。ゼロックスさんが協力していたようです。
気軽に1日からできる!
今回、会場で名刺交換された方で、日本最大のプロボノ支援団体
「サービスグラント」の方がいらっしゃいました。
プロボノは、ボランティアの一種ですね。
こちらでは、1日からでも社会貢献活動ができるプロボノ1 day チャレンジ
というのも多数プロジェクトが紹介されています。
なんかしてみたいけど、なんかいきなり2枚目の名刺っていわれても。。。
という方にはそういうのに気軽に参加してみるのも、いいかもしれませんね!
サービスグラント - スキルを生かしたボランティア「プロボノ」を始めよう - do it pro bono.
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