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(セミナーメモ)/アレックス・カー「現代日本が失ったもの」

1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。

この前投稿した、長沼毅さんに続いて
しのジャッキーがおもしろかったのは

アレックス・カー氏(東洋文化研究家、作家)
 現代日本が失ったもの
でした。

今回は、青地がセミナー時の
アレックス・カーさんの発言メモをベースとした
しのジャッキーがセミナー中は
セミナー後に調べたことなどの補足を
随時黒字で挟み込むという構成でやってみます

(追記)彼の著書も読んで見ました
    興味のある方はこちらもあわせてチェック
  ➡(読書メモ) 犬と鬼/アレックス・カー

========
古民家再生とかの話を期待しているかもしれないが
テクノロジーについて話をしたい
観光産業について考えてもらいたい

日本で産業というと、「モノづくり」

日本では観光が軽視されている(国内・国外の視点も必要)

しらべてみると観光ランキングというものがあった
通称ダボス会議と言うらしい


出典)http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-183.html

日本は前回の22位から14位にランクをあげたようだ。

以下をみると、GDP比率では他国に比べてそこまで力を
入れていないということには見えない。
ちょっと古いけど。
出典)http://www1.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library032.html


一方、日本の観光業の産業規模は24.5兆円(国土交通省
ということのようだが、日本に旅行に行くときの懸念として
「言語の不安」、「コストが高い」というのは
ですよねー。という感じ。

しかし、そもそもカーさんがいいたいことは
そもそもカーさんが言いたい事はそんなことではなかった

観光立国と言い出したのは小泉政権
アレックスカーさんのおすすめ
龍安寺
ミホ美術館
道後温泉

景観管理の先端技術とは

 美しいか・美しくないかがポイントになってくる
 これまでの産業界では触れられなかったこと
 ※「美」は産業界ではタブーと言及していた

課題:電線、携帯の基地局

公共の看板ってなんなのだろう?
「まちをきれいに」の看板で景観が見えない
鳥居に看板???

ここでは、海外では、携帯の基地局を山に作るにしても
通信事業者同士で話し合いをして、数を減らす
日本では山に、基地局が立ちまくり景観を悪くしている
また、海外の基地局は、遠目には樹木に見えるようにする
といった工夫をしている様子が写真で示された。

「まちをきれいに」という看板が、サビつき
本来を意味をなさない上に景観を悪くしている様。

そして、鳥居や神社の門などにまで
お土産などの看板がひしめき合っている様を
写真で映し出した。

日本人はもう当たり前化してしまっているが
冷静に考えて、例えば、ヨーロッパの古城を
楽しみに見に行ったとして、その門に
山ほど良く分からない現地語の看板があったら
正直、引くと思う。

そういうことを、日本は平気で「観光地」でやっている

それが、観光に置ける先端技術がない
とカーさんは言いたいのだろう。

2004年「景観法」がされた

黒川温泉(景観を漆喰と黒で統一)
ヨーロッパはプライドと愛で景観を守っている
なんでホテル業で海外勢が日本で強くなってきているのか?

犬馬難し鬼易し
ある画家が、書き易いもの書きにくいものを問われて
犬や馬のようなそこらへんにいるものは難しく
鬼のようなものは描くのが用意と答えたように

日本の、何気ない魅力「Nothing special」を
守ることが難しい。

 この後、コンクリートジャングルと化している
 舗装されまくった日本の山道の写真が
 もはや現代のアートの世界とばかりに
 スライドにて映し出された。
 その白黒の世界は非常にショッキングに写った。

もう日本に50年になる

祖谷に古民家を持っている
後半は、古民家再生の写真スライドショー
※まるで、劇的ビフォー・アフターの世界

ちなみに、カーさんの祖谷渓の再生古民家は
宿泊する事が可能(リンクはこちら

偶然にも私、祖谷渓自体は2回行った事があり
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)の渓谷の道や
かずら橋の光景を頭に思い浮かべた。

また、日経ビジネスで、徳島の神山町という町で
何十年ぶりで人口が自然増(流出を流入者数が超えた)した
という記事を読み

町から、移住者の受け入れ支援業務を引き受けている
グリーンバレーというNPOの活動に感銘を受けて
神山町にいったこともある。

そのときの写真は以下の投稿を参照

四国旅行:徳島 神山アート・イン・レジデンス(KAIR)編


グリーンバレーは、アート・イン・レジデンスという
アーティストの滞在型芸術活動の支援から発展して
神山町に住みたいという人への支援活動をしており
古民家の紹介をしたりしている(イン神山

そういえば、ガイアの夜明けでも
このグリーンバレーは紹介された
紹介回のリンクはこちら

そのとき一緒に番組野中で「東京R不動産」という
会社が紹介されており、都内の空き家再生の
取り組みが紹介されていた。
実は、日本の空家率は13%を超えているそうだ

とまぁ、いろいろ思い出しつつ、
「あぁ、いいなぁ、日本的な家屋」
などとカーさんのプレゼンの美しい
写真の数々を見ながら思ってしまった。

いま、カーさんの著作「犬と鬼」

 


を読み始めたのですが、
日本が近代化を実現していくなかで
失っていっている美しい景観
その裏にひそむ仕組みが繰り広げられている
まだ、途中だが、読んでいて非常に心が痛くなる

主な焦点はいまのところ政治、官僚の腐敗について
もう10年くらい前の本なので、だいぶ変わってきた
ところもあるが、根本のところは変わってないな
と感じる。

(追記)読み終わりました。
    読書メモはこちら

東京オリンピクも決まりましたし
観光、景観をどのようにしていくべきなのか
新しい視点が必要ですね。

お・も・て・な・し
も良いですが、過剰な看板はいらないし
便利にするために景観がこわれてしまっては
元も子もない。
カーさんの最後のメッセージは

「感性を磨かないといけない」

だった。前回の投稿で紹介した
長沼毅さんの講演の中で、物語性というのを
私は一つの重要なポイントに感じたが
まさに、その土地の「物語」を大切にした
観光立国を実現していくための感性を磨き
失っては行けないものを見つめ直せるように
なりたいものだとおもったのでした。

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