1年ぶりにやってきた。
BizCOLLGE PREMIUMの大会セミナー(概要はこちら)。
今回一番面白かった講演が
辺境生物学者の仕事術/広島大学准教授 長沼毅
以前受けた高井研さん同様
科学者の方なのですが、ユーモアとアツイ信念を感じ
とても感動してしまった。
変な話、科学者の方って、
信念がないとやっていけないんだろうなぁ。
だって人によっては
なぜそれが世の中のためになるのか
他人に理解してもらうのが
難しい領域もあるわけで。
でも、それって普通に会社に勤めて仕事をしてても
同じかもしれないな、とも同時に思う。
ゆるたまで知り合ったある方が
「私は、生きている時間を価値に変換したい」
と言っていました。
長沼さんはセミナーの中で
「時間は物語だ」と言うシーンがあったのですが
製品もアイデアもどんどんコモディティー化する今、
体験や経験の価値がますます高まり、
そこに見いだされる価値はストーリー性
(=物語のある時間)なのだ
ときに他人に価値を理解してもらいづらい領域で
人生の時間をかけている人たちは、
自分の生きる時間を物語ることが仕事術であり、
それこそが彼が今回提示したかった
「新しい仕事術」だったのかな。
なんて思ったのでした。
さて、以下セミナー内容のメモです。
まさに雑記ですので、私や参加者にしか
分からないところもあるかもしれませんがご勘弁を
スライドの固まり毎に、長沼さんの仕事術の
キャッチフレーズがあったのでそれは黄色でマークした
篠崎の独り言は★
追記)ご本家BizCollege Premiumにも
レポートがアップされました
砂漠の商人「モノにはすべて物語がある」と学ぶ
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/language/human-quality-on-the-polar-regions/20131002/000395
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いきにくいところ(生きにくい、行きにくい)
で仕事をしている
ちなみに、赤色盲の方がこの世の中には案外多いので
資料で強調したいところは、赤でなく青を使う
段取り八分
北極の温泉に行ってきた。
池を自分で汚染しないよう
十分に防護する服を来てサンプリングにのぞむ写真
が大写しされる
段取りの段階で、成否が8割決まる
ものは3倍持っていかないと不安
とくに極地にいくと「ない」と何も出来ない。
準備は十分、綿密に
楽しみ十分
先ほどの池(温泉)につかる長沼氏が
大写しにされるwww
「以降、ここにサンプリングに来る人は
私の汚染物を採取するかもしれませんね」
備えあれば憂いなし
かつて宇宙飛行士の試験を受けた(1996)
最終的には野口さんが通った。
「私は、才能を認めてよ。そしたらがんばるから」だった
しかし、野口さんは
Be prepared.(ボーイスカウトの名言)だった
野口さんは、いつでも宇宙行ける状態だったのだ。
★これは、会社での自分を振り返って妙に染みた。
ここ数年、会社で後ろ向きな気持ちになることが多い
機会が与えられない、とか
上層部が怠慢だ、とか
でも、自分は本当に、それらに文句が言えるほど
Be preparedだろうか?
思い込みを捨て、思いつきを拾う
NHKのプロフェッショナル出演時の名言
(と自分でおっしゃっていた)
南極の昭和基地の近くの池の湖底に、
コケのようなものが生えまくっている(コケ坊主)
➡共同作業の賜物
競争より共生1+1=3
植物界では当たり前
できるかできないかではない
やるかやらないかだ
(ONE PIECEより)
コケ坊主の成果をもって、天皇から賞をもらう事に
授賞式には学生を行かせた。
「その間、私は、南極にコケ坊主を取りにいった
泳げないのに(会場爆笑)」
1個サンプルの研究結果で賞をもらうことは
学者として怖かった。
しなかった後悔よりした後悔
★これもNHKでの発言っぽいですが
しのジャッキーも好きな言葉。
私は、大和証券(だったと思う)のCMでみた
カメレール博士なる人が
人間観察をしているCMで
パン屋の女の子に恋をした少年が
声をかけられずにいるうちに、
いつの間にか、ヤメてしまうというものだ
その時のCMでかかっていた曲も好きで
Youtubeに弾き語りをアップしてたりする
⬇これだ。「グッド!b」募集中w
右肩上がりはヤメた!
私は右肩下がりの姿勢がくせ
とジョークをかませつつ
なんでもかんでも右肩上がりしないといけない
というのは無理があるし、幸せなんだろうか?
とあるとき思った。という
それまでは、権力をどんどんつけて
上にのし上がりたかったらしい
知足(老子):足るを知るものは富む
というが、この問題意識について、名前をつけてみた。
➡もっともっと病(More, more, more disease)
★自分で問題意識に名前をつけた。というのが面白い
増収増益、増利益率は、「もっともっと病」では?
不必要な「もっともっと病」をヤメていく工夫
それも必要だと思う。
★これに関して、バンドマン社長(heの河野氏)
の記事を思い出した
どうして「前年比」を超えないといけないんですか?
この記事の中では、前年比増という世界は
とても安易な発想で中身を伴わない事が多いのでは?
と警鐘を鳴らしているとしのジャッキーは理解し
とても感銘を受けた。
満月のサハラ砂漠にらくだにのって歩くと金色の世界
➡一生心に残る景色。おすすめ。
時は金なり。
砂漠の商人から学んだ事
日本人観光客たちは、休憩時間の数十分で絨毯屋に立寄り
怒濤の勢いで、一枚、何十万もする絨毯を買っていった。
時間があった私が、訪れると
そこに座れといわれ、その絨毯にまつわる話を
永遠と聞かされるのだ。
時間には物語がある。
日本人観光客が買っていった絨毯は実際は
何十万もしないだろう。
時間をかけないなら、金をかけろ。
ということなのだ
★しのジャッキーの深読みかもしれないが
ここで長沼さんが言いたかったことは
短絡的な価値に目をくらませてはダメ
モノやアイデアがどんどんコモディティーかする今
体験や経験、ストーリー性(物語)が重要になってくる
と言いたかったのではないだろうか
思い込みを発見すると、逆転の発想をする
塩湖の中に生き物がいるはずが無いと思った。
ここが狙い目だ!と思う
英語はツール
ツールを使って「何」を話すんですか?
「教養」が必要
南極とかに行ったときの英語は
サバイバルツール
中学英語、間違いない英語を覚えよう
This is a pen.の英語を使いましょう
学校は「考えろ」というくせにに考え方を教えない
考え方の第一歩は「比較」
思うと考えるの違いにもつながる
Q&A
・極限で、どうやってすり減らないようにするのか?
段取り8分
若いときは、アンテナをはりまくっていた時期があった
鈍感になる必要がある瞬間がある
➡鈍感力
★これまたコロンブスの卵というか
たしかに、思考も「選択と集中」が必要
なんだろうな、と思ったのでした。
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