今回のセミナーの話をきいて思い出したのが以下の本
三枝匡さんのビジネス小説
経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ
いくつか、自分が付箋を貼っているところを抜粋してみる。
「とにかく、本部制とか事業部性と言っても、幹部が営業や購買などの機能別の仕事に埋没しすぎていると思います。言葉でなく、本当にトータルの営業判断をしろとおっしゃるなら、それないに人そろいの組織をあたえてやらないと、社内で綱引きをするばかりです。」
「ほんとの社員が機械のねじ一本みたいな仕事をしているうちに、経営者がどこなにいっちゃったんです。遠い存在にね」
「大企業のサラリーマン社員がいくらスケールの大きな商談をまとめたところで、その人個人の経営者的能力を高めるには何の関係もないと思っています。」
これらは、日本の企業の中では経営能力を持った人材が育たず、そういった人材が不足している事を憂いています。
今回の諏訪さんの話の中で、会社の後を託す世代を育てるために
見込みのある現場のエンジニア上がりを引っこ抜いて、
全く畑の違う事業である「学習塾」を2ヶ月で立ち上げろ
と指示しているというエピソードを効きました。
ちゃんと、事業をまわす経営に関して学ぶ機会を明確に
与えるということを、人というリソースがただでさえ足りないであろう
町工場であっても実践していることに感動した。
また、人柄は江戸っ子という感じで、2部の津田大介氏とは、
「津田さ〜ん、選挙関連の番組に出演しなくちゃいけなくて、
困ってます!たすけてくださ〜い!!」
といった感じで、なんとも天真爛漫(?)といっては申し訳ないが、
気持ちの良い人柄なんだろうな、と思いました。
では、あとは、セミナーメモ乱文でございます。
===以下キーワードメモ===
治工具・ゲージを作成している大田区の町工場。
1ミクロンレベルの精度が必要
早く人亡くなった兄に生まれ、跡取りとして期待されて生まれ男の子として育てられた
当時としては珍しく理系に進み就職で苦労の末、メーカーにエンジニアとして勤務
社長である父からの2度にわたるリストラ
司会のプロへの転身
32歳、父の他界を期に
いきなりリストラから敢行(なんだこの野郎の世界)
女性だと機械すら買わせてもらえない(一見さんお断り)
全ての事には「原理原則がある」
・チームワーク
挨拶からはじめた
はじめは会議にすわらせることすら困難だった
3秒ルール:厳しい事をいった後でも、3秒後は、普通に接する。
厳しい事は、仕事上、あなたのために言っている事だから
・現場分析
分析を行った結果に、「それはあなた個人の意見だ」といわれ
お客さんに、なんでうちに発注してくれるのか聞きにいった
爆笑されつつも、対応力(特急対応など)と言われた事をきっかけに
生産管理システムの導入を踏み切る
・新システムの導入
ITを担当するメンバーは導入1ヶ月前に一身上の都合で退社
エンジニアは手が震えダブルクリックもできないほどITリテラシーが低い
導入に関する現場説明を愚直に繰り返す
最初は質問が多かったが繰り返すうちに、提案が増えるようになった
・人材開発
現在は、技術素人、サービス業経験者を雇用したいと考えている(マックと無印良品)
理由は、コミュニケーション能力が現場では重要だから
若手のやめ時に、社員との交換日記を実施
➡真っ白のノートで突然はじまる
書き方で性格が分かってくる
顔文字オンパレードから5W1Hへ成長させる
1ヶ月もすると成長がノートに結果として残る
リーダーになる人は現場で浮いてくる。そういう人は自分から洗脳する
またリーダーを選ぶ時は、会議を設けて
そこまで2年くらいかけていく
過去30年の分析から不況にはよい人材が出る、2008年に不況がくると予想して
人材チームを立ち上げた。
実際、不景気にはなんでこんなできそうな人が?という人がくる
そういう人にも「他に行った方がいいよ」と色々見る事を進めた
結果、「自分で選んだ」方はやめない。
自分の後を引き継ぐ人材の開発のために自分を分析
➡技術が分かって、ヒト・モノ・カネが動かせる。そういう人間を育てる
現場から引っこ抜いて2ヶ月で学習塾を立ち上げろと指示
<しのジャッキーの過去のセミナーメモ>
BizCollege関連の過去の記事はこちらからご覧ください。
http://shinojackie.blogspot.jp/search/label/BizCOLLEGE
<セミナーに関して>
2013年7月20日(土)12:30-18:00 :「チーム作りとコラボレーション力」とは?
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130628/000358
<諏訪貴子さんのインタビュー記事>
チーム運営や活性化に必要なのは、「勢い」や「期待感」
http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/communication/activation-teams/20130705/000360
<ダイヤ精機のウェブサイト>
http://www.daiyaseiki.co.jp/
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