皆さんは、本の解説を最初に読むことがある人ですか?
またまた私の愛聴の書評podcast「ホンタナ」のネタなのですが
「解説の解説」というその名の通り本の解説について解説する
という変わった企画。が以下の回に聞けるのですが
2013.3.26 「匣の中の失楽」竹本健治
http://hontana.blogspot.jp/2013/03/2013326.html
ホンタナのタナカさんは、解説を先に読むのはもってのほか派
ホンタナのナリタさんは、別に先に解説読んだっていいじゃん派
で、しのジャッキーが思ったのは
解説を先に読む人は、本の内容を楽しみたい以上に
時間の節約がしたいのかもしれないな、と
つまりは、3時間とか4時間とかかけてこれから読む本は
楽しいかどうか、帯とかだけじゃわからない。
だから、多少のネタバレがあってもいいから
本当に面白そうかどうか、その確率をあげた上で読みたい。
それで多少、本の初読のインパクトが減るかもしれないことは構わない
あらかじめ、それで貴重な時間の浪費を回避できるならその方が良い
と、そういう思考が根底にあるのではないのか?と
ところで、音楽のアルバムって全部聞きますか?
最近は、iTunesとかで、ヒット曲だけを買うことも
Youtubeで聞いてしまえばことが足りてしまいような時代ですが
CD、アルバム世代の私としては、やっぱりシングル曲だけでは分からない
そのアーティストの魅力がアルバム曲にあるはずで
一曲目、うーん、全然だめー
と思っても、だいたい最後までがんばって耳を通すんですよね。
はずれのときはお金も時間ももったいないことをした。
と思うのは確かなのですが、
その分、キレてるアーティスト
ちまたの評価はあまり無くても最高にかっこいい曲
とかを見つけたときの喜びはひとしおなのです、
裏表だなぁ、なんて
何か、この二つになんとなく共通点があるのではなかろうか
などと思ったのでした。
========
ホンタナとは
ジングルなどでギター演奏を使ってもらっている大学時代からの友人タナカがやっている主に本の書評をやるPodcasting。
普通のサラリーマンであるタナカとその友人で、一般書はあまり読まない言語学者のナリタが繰り広げるトークは独特のコントラストがあっていいし、親友同士であるからこその気心の知れたゆるい雰囲気がまたいい。
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