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~市場を生み出す力~R25、LINEのケースに学ぶ/田端信太郎


2012年9月7,8日
BizCOLLEGE PREMIUM 特別セミナー@日本化学未来館・みらいCANホール
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201207/bcp1209/?cid=site22 
に参加してきましたので、セミナーメモをゆるゆると書いていこうと思います。

2個目は、思いのほか面白かった、NHN Japan 執行役員 田端信太郎さんのセミナーを取り上げようと思います。
これまで、マーケティング、メディア、広告代理店系(?)のセミナーって聞いてこなかったので
個人的には新鮮な内容でした。

LINEをうみだしたNHNですが、親会社のNAVERといえば、韓国のYahooと言われる企業
とはいえ、LINEは日本の開発メンバーが独自に開発した、純国産
それが、2012年には全世界1億人ユーザを目指さん勢いで、よくメディアを騒がしてますね。

かくいうしのジャッキーも、妻とのやりとりはほとんどLINEになってます。
NHNは傘下、Livedoorが入っていたりして、日本のITベンチャーの
ツワモノが集っているのかもしれないですね。

NAVERまとめ、なんかも注目すべきサービスですよね。
あるトピックをまとめる記事をつくるとアクセスに応じて広告収入を還元するというもの
こういった、WEB上の情報をセレクションして、まとめるようなもの
キュレーション・メディアとか言うみたいですが
画像をまとめるPinterestなんかもそうなんですよね。
登録だけして、放置状態ですけど(苦笑)

また、NAVERまとめは、SNSで取り上げられやすくするところに
力を入れているらしく(つまり「いいね!」とか「Tweet」とか「はてブ」とか
この動きは、これからは、リンクをもとにした、Googleのような検索モデル
SEO(サーチ・エンジン・オプティマイズ)から
SNS上で、多く取り上げられる情報に価値がシフトするかもしれないという
SMO(ソーシャルメディア・オプティマイズ)が進むのでは?
という考察をしている以下の記事に感心して。


なんとなく、NAVERまわりは気になり
韓国、いわゆる韓流やサムソン、現代自動車、LGだけでないな。
恐るべしと思ったものです。

で、完全に前置きが長くなりました。
セミナーの内容に移ります

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2012/9/8(土) 9:30~10:50
~市場を生み出す力~R25、LINEのケースに学ぶ/田端信太郎

<セミナー説明の引用>

新しい市場が生み出されてきたとき、その傍らには、必ず新しいメディアの登場があった。これまでR25やlivedoor、VOGUEや WIRED、そしてBLOGOSやLINEなど、数々の新規メディア立ちあげに関わってきた経験から、新しい市場を作り、新たな「需要」を創造していくために大事なSKILLとWILLについて語る。

========

<しのジャッキーまとめ>
・ファイナンスリテラシー以上に、メディアリテラシーがもとめられる。
・メディアは、生きた証しを永遠に残るストーリーにするもの
・メディアは、ニーズ、シーズにまつわる市場の最初の1廻しを廻す役目
・メディアとは、「不条理」や「不満」などを抱える人々の声にならない声の代弁者

<導入ネタ>
会社の経営層の人にとって、ファイナンスは必要不可欠なものと思われているだろうが
メディアへの対応に関してはどうなのだろうか?
という投げかけから始まり。

ファイナンスとメディアの共通点は両方とも実体のない、無形物。
実力とハッタリの区別が難しい。

メディアは、経営者にとて、ファイナンスに関するリテラシーと同じ位、大事なはず。

現代は、キャッシュ(金)がコモディティになり、アテンション・エコノミーへ移行している。
つまり、どれだけ注目されるかで、簡単にお金はついてくる。
と、そう理解。

iPhoneとギャラクシーの製品発表への注目度、アテンションの違いに見える
を例としてあげました。

<メディアの意義に関しての確認コーナー>

・ダメなメディアの例
区議会だより、みたいなものは、読み手を考えてない、
アリバイ作りのようなメディアがたくさんある。
そういう意味では、議事録みたいなもんなんでしょうね。

米軍は、日刊新聞(Stars and Strips)を発行し続けている。
これは「名誉の戦死」をしたときに、そのことをキチッと伝えてくれるという安心感
これが強い軍隊の基盤となっているのではではないか?と田端さんは考察

もうちょい身近にな話題に移り
例えば、社内報などで、好業績をあげたひとを取り上げるというのはよくある、
田端さん自身リクルート時代などにも何度も取り上げられたそうだが
周りの反応は別として、当の本人には相当のモチベーションになる

生きた証がストーリーになり、肉体を超えて、永遠になる。と、これが、メディアの意義では?

<グループワーク>
缶けり雑誌はないのはなぜか?について、周りの2~3人で話してみよう。
出た意見は
・市場、業界がない。専用の缶とかないよね
・プロがいない。上達のモチベーションがない
etc...

<メディアと市場の関係>
あとから眺めると、上記のグループワークは
以下の内容への布石だったのかな?
ということで、ここのタイトルは「メディアと市場の関係」としました。

メディアは、最初の1回転を廻すことで、潜在的な欲求が顕在化し、
ギア(関連グッズ)の購入需要も膨らみ、インストラクター求人などもふえ、
と好循環のサイクルを引き起こす

これがGoogleと、雑誌メディアの違いでは?

シェアハウス(ブルータス)、ヨガ(エイ出版、ヨギーニ)

メディア発行のひとつの動機は、抑圧、怒り、不満、不条理と向き合うこと。
抑圧をもっているひとは、自分で語れない。だからメディアが語ると市場になる

R25は新聞をよまないとなー、という新社会人のシーズにこたえた
他にも、「美魔女」キーワードもそうだろう

UDONって映画ありましたけど
あれは、映画の中で、さぬきうどんのお店の紹介
冊子を作り出していくことが、ストーリーの中でポイントだったなぁ
というのをなんとなく思い出しつつ

<グループワーク>
夏休みに工具店にきた父と息子が求めているものは?
⇒親子のふれあい

上記の流れと同じ、潜在ニーズ系の続きですね。
例として「じゃらん」が「カギ付き個室露天風呂
という一つの形態(?)を作り出した。というもの

これは、つまりは、カップルのニーズ・シーズをくみ取り
旅の市場へと振り向けさせるという「メディアの1廻し
ということなのだろう。

<グループワーク>
LINEが解消した不条理、不満は?
(という議題でしたか、LINEへの質問や不満は?になってましたが)

・書かないでスタンプで感情を伝えられる
言語化しないといけない不条理からの解放
※個人的には、Facebookが大きくなった言動力の一つは同じで
 「いいね(Good)!」だけで、アテンションを伝えられる手軽さ
 だったのかなぁ、と思いました。

・コメントが既読になる
 既読にならないようにする裏ワザとして
 iPhoneだと、裏で起動しておいて、メッセージを受信したら
 機内モードに変えると、既読という通信が起きないらしい。
 ほんとかなぁー。

・電話帳からメンバを登録してくれる手軽さ
 メアドにナンバーポータビリティがないことがコンセプトにあったと田端さん
 会場からは、電話帳に、元彼のデータが残っていて
 LINE上に、出てきてしまい気まずかった。なんて意見も出ましたね(笑)
・なんで、LINEはこんなに世界中で受けたのか?
中近東など、表意文字に理解のある文化圏に受け入れられたと分析しており
欧米文化への拡大はこれからのチャレンジと田端さん。
なるほどー、スタンプと表意文字の関連という高尚(?)な話題にもなりました。

LINEいじめ
学校などでは、LINEのグループ機能で、特定の人をはずす、
といったLINEいじめもあるらしく、別の不条理もでてきている。
という田端さんからのコメントも

「市場リサーチで見えるのは「氷山の一角」、生活者心理への洞察が必要。」
というスライドで締めくくっていました。

ちなみに、会場から、どうやって、そういったニーズやシーズを探すのか?
に対しては、「普通に生活することですね」とのこと

うーん、確かに現代人、普通の生活が許されない人が
増えているんでしょうねー。

追記)著書も読みました。興味のある方はこちらもチェック
 ➡[読書メモ]Media Makers(田端信太郎)

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