2012年9月7,8日
BizCOLLEGE PREMIUM 特別セミナー@日本化学未来館・みらいCANホール
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201207/bcp1209/?cid=site22
に参加してきましたので、セミナーメモをゆるゆると書いていこうと思います。
瀧本哲史(京都大学 客員准教授) 〜交渉する力〜 やりたい仕事、属したい組織がなければ、自ら創るしかない ===<説明>=========== 東京大学法学部卒業。東大助手、マッキンゼーを経て独立。エンジェル投資家。2008年からは京都大学客員准教授。NHK「NEWS WEB 24」ネットナビゲーター。全国教室ディベート連盟事務局長。NPO法人全日本ディベート連盟代表理事。著書に『僕は君たちに武器を配りたい』(講談社)『武器としての決断思考』(星海社新書)『武器としての交渉思考』(星海社新書)など。 ================== 以前に「武器としての決断思考」は立ち読みしてみて 「はじめに」の、例え、がとても面白くて読みました。
==抜粋============= 私の職業は軍事顧問 みなさんは、ある意味、ゲリラのような存在です。 中央政府が崩壊して、正規軍がいなくなってしまった。 だから、自由と開放を求めて自ら戦場にたたなければならい。 〜中略〜 つまり、いま私が行いたいのは、無力なゲリラである若者たちが、 自分たちが弱者である日本社会というフィールドで戦えるように 「武器としての教養」を配ることなのです。 ================== 前半戦の学び方、パラダイムシフト、政府批判的な内容は面白かったんだけど、 肝心な、決断力に関してはの後半は、ディベートに関する一般的説明で 前半がキレキレなのに対して、ちょっとギャップというのか物足りなさを感じました って、ここは書評ではないので、セミナーの内容へ移ります。 <しのジャッキー的まとめ> 今回のセミナーはいろいろなネタ(エッセンス)を並べた感じで 全体で、こう。っていうのは無かったのかなぁ。と思います。 これを聞いたあと、本を読むとより理解がよいのかも しのジャッキーなりに理解したエッセンスは以下の4つ 1.若者よ武器を持って立ち上がれ 2.チームを作れ 3.多様性を受け入れろ 4.変わった&冗長性のないネットワークを作れ ということで、上記4項目にそって セミナーメモをまとめました。 =<セミナーメモ>====== 1.若者よ武器を持って立ち上がれ いまって、カリスマが世界を変えるってモデルは難しそう。 例えばワイマール共和国は、理想が高すぎて、国民が疲れ そこに出てきたヒトラーにカリスマ(独裁)をもとめ失敗。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%AB%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF 個々人が武器を持ち立ち上がる必要がある。 同日の茂木健一郎のセミナーでは 現代は、ホッブスのいうリバイアサンに個人がなる必要がある http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%83%B3_(%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%96%E3%82%BA) といっていたのと同じコンセプトだな思いました。 茂木さんのセミナーメモは後日。。。 中産階級の危機。アップルのデザインをやっているのは20人くらい(のはず) あとはコスト安の中国で生産。 ・パラダイムシフトは、世代交代で実現される。 →これメモに残っているのですが、どういう経緯で出てきたか 思い出せません。もし、覚えてる方がいらっしゃったら 教えてくださいm(..)m ・韓国大統領 李明博(い・みょんばく)は、学生運動しすぎて就職なく、 当時の大統領に、国を憂いて活動してたら就職がないと手紙。 社会問題に?で、現代建設。最終的に社長に →これメモに残っているのですが、どういう経緯で出てきたか 思い出せません。もし、覚えてる方がいらっしゃったら 教えてくださいm(..)m ・こんな素養が必要 リーダーとしてリスクをとる 失敗から学ぶ チームアプローチが必要 不可実性を友とし、とにかくやって見る。 一歩踏み出す勇気⇒バカみたいな勇気 2.チームを作れ チームアプローチ(現代のチームの特徴) ・非定形な目標 ・小さいコミットから必要性が実証されたメンバー ・スキルあ補完的、学習 ・少数のコアメンバーと多数の周辺メンバー負けたら解散 ・痛い金をだす ・一人の失敗が即全員の失敗 ・バックグラウンドの違うメンバーの共通言語が問題解決ツール (MECEとかではない) http://ja.wikipedia.org/wiki/MECE 3.多様性を受け入れろダイバーシティ(多様性) 寛容性が都市に多様なヒトを集め地域の競争力を作り出す。 例)メディチ家はフィレンツェでルネッサンスをおこした しのジャッキーは、メディチ家自体は、 パトロンとして有名なのは知っていましたが 多様性を受け入れるようなところがあったんでしょうね。 例えば 武器シリーズの本を出版するにあたっては、 変な(優秀)人を集めた。 TV出演の際、NHKしか選ばないのは NHKは、日本の共有言語(共通理解?)を作ろうとしていて面白い(変)だから でも、そのなかでも、新しいものしか受けない ただイマ 金曜 22時 http://www.nhk.or.jp/tadaima/ newsweb24 http://www3.nhk.or.jp/news/web24/ などに出演している 4.変わった&冗長性のないネットワークを作れ 見えない結社をつくろう。 変わったネットワークにつながるのが良い。 このセミナーにお金払った人は変わった人でしょう セミナーや本を読んで、心を改めてばかりいてもだめ。 意味なし。何か行動をすること。 行動は、明日から始めること 冗長性のないネットワークを 他業界の常識は自業界の非常識 社内非公式、社外ネットワーク、NPOもよい ツイッターは似たもの同士の確認の場 これでネットワークを作っているとか行っているヒトは勘違い う〜ん、手厳しいお言葉。でも、同じようなことを行っている 記事を思い出した。
==引用========
ツイッターのタイムラインでも、私の感想に近い意見が多かった。 まあ、私が自分で選んで作ったタイムラインなのだから、 私の意見に似ていて当たり前ではある。
というよりも、もしかして、タイムラインというのは、 あれは、他人の意見のように見えて、実際のところは、 自画自賛のための回路に過ぎないのかもしれない。 言ってみれば、白雪姫に出てきた魔法使いのおばあさんが 目の前に置いていた魔法の鏡みたいなものだ。 「——そうですとも、一番正しいのは、あなたです」
引用元>【小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 〜世間に転がる意味不明】 ベビーカーが載せているのは「マナー」ではない http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20120906/236486/?mlt
==引用終わり==== ちなみに、私は、Twitter使いこなせておらず ただ、つぶやくだけ。一方的Output。
====質疑応答のコーナー========
Q.教育をどうすればよいか? A.義務教育は悪か? 受験は賛成派。受験は楽になってきている。 あれくらいのワークがこなせないようでは、将来つらい。 東大の人のノートの貸し借りが多い。 一人の作業というわけでなく、コミュニケーション能力があり 効率よく勉強できるヒトが勝つシステム。 なので、受験に賛成派ということか? Q.エンジェル投資家にコンタクトするには? A.エンジェル投資家は積極的にコンタクトされることを求めていない 瀧本さん自身も、友達の友達の・・・友達といった関係までしか投資しない また、ネットワークがなくて、自分だけおもしろいと思ってるアイデアは 大したことがないことが多いし、アイデアはコモディティ化してる つまりアイデアの価値は陳腐化してるので、どうやって磨くかが重要 そういう人がいるネットワークを探すこと 金持ち父さんの投資ガイド(上級編)で B-Iトライアングルというのを説明していて そのようなことが書いてありました。 http://www.richdad-jp.com/basics.html にあるように、ビジネスを構成する要素の中で 製品が一番上にあるけど、実際本を読むと 一番重要じゃないのが製品という感じでした。 Q.小さな会社で部下がつかない、リーダになれない。どうすればよいか?
A.NPOとかに参加して、やる気のない学生とかを動かす経験をするというのも手 Q.昔からある定番番組などには出演しないとのことだが
出て見たい番組はないのか?また、テレビは見るのか? A.昔からある番組で出たい番組はない。 テレビは見ない。時間当たり情報量が少ない。 Q.対立を調整する交渉のポイントは?
A.大きな敵を作るのも手。 薩長同盟なら、敵は薩長でも幕府でもなく、攘夷(外国・外人)だった。 Q.社外ネットワークを作って行っても遊びになってしまったり、 ネットワーク作りや維持の方が大変で仕事に支障をきたしてしまった。 どうすればよいか?
A.距離感が大切。そういやあんなやついたなぁ、程度でいい。 レベル1って感じのコネクションでよい。それを増やす。 Q.「かわいがられるおバカ」になるにはどうすればいいでしょうか? (女性。きゃぴきゃぴした感じで)
A.そのままでいいじゃないですか(ばっさり) というのもありました。個人的には、痛快だったし、というか期待通り。 質問者本人もばっさり切られることを期待しての質問だった と思いましたが、二次会でそんな話をしたら 案外、意見は分かれましたねー。 やはり、瀧本さんのキャラは好き嫌いもばっさり分かれるタイプですかね
その他:しのジャッキーz ・プレゼン力という意味では、語尾がはっきりしないし、早口気味だし ボソボソしゃべるので、聞き取りづらかった。スライドが無いとつらい ・仕事は選んでいる。という発言が多かった。 選べる立場になるまで、があったのかもしれないけど・・・。 まぁ、異例の若さで東大の助手になったのに、 当時まだコンサルなんて一般的じゃない頃に、 マッキンゼー行っちゃうようなヒトですからね。 ・ワイマール知ってるひと?パラダイムについて説明できるひと? といった質問をなげかけ、手を上げない様をみて 「う〜ん、みんな教養ないね。やばいよ!」 というあたりが、皮肉たっぷりなキャラで、個人的には嫌いじゃないですが 好き嫌いは分かれるキャラでしょうね。 ・ちなみに、明日行動を起こせということでしたが しのジャッキーは、この日、エレベーターで飲み会を企画して その後、Facebookのコミュニティーを立ち上げるという暴挙(?)に出ました。 まずは、できる範囲で自己破壊にチャレンジかな。 レベル1くらいのネットワーク作りですね。 ===<書籍情報>=========
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