本の書評Podcastなのだが、これにゲストで参加してきた。
ホンタナ: 2013.12.17 ホンタナというメディアスペシャル
この番組の面白さはなんといっても
本好きのサラリーマン田中が
言語学者の成田に本を紹介し
言語学者の成田さんが読んできて感想をシェアする
え、サラリーマンが言語学者に本を紹介?
逆じゃね!?というこのギャップ。
そして、中高生からの友人である二人の
息の合った、独特の気の置けない雰囲気がいいのである。
また、時々、ぶち込まれてくる
言語学者視点での小説の分析などは
「おお!」と思わずうなるのだ。
言語学者はこう小説を読むのか
例えば、麻耶雄嵩さんという方の「蛍」という本を紹介した以下の会は、特に面白かった
ホンタナ: 2013.2.5 日本語でしか書けない小説
〜「螢」の感想から〜
40分の後半くらいのところからがその解説なのですが
日本語の、主語が曖昧であることなどを利用しているという
それを説明するためのショートミステリーが披露されるという
これが、すごい。ある意味でテクニック先攻で作れるんだ。という
かっこいい論文のタイトル?
タイトリングという、本のタイトルだけで、その本が面白そうか評価するというコーナーがある
言語学者として、ぐっときた論文などのタイトルを紹介した回は
学者の世界をちょこ〜っとかいま見れるのが面白い
たとえば文章構造(Syntax)の学者の中で満場一致で
かっこいいタイトルだ!といわれる
The Syntax of Silence(沈黙の文法)
省略に関する文法について書かれているので沈黙の文法
サイモン&ガーファンクルのSound of Silenceも
沈黙の音という矛盾をはらんでいる
ということに気付かされた。
その後、言葉の多義性を利用した
タイトルがいくつか紹介され、どれも面白い
ホンタナ: 2013.11.5 「Planet Earth」David Attenborough
ゲスト出演するに
さて私は、田中の方と大学からの友人でこのメディアの面白さをどうにかもっと伝えたい
と常々思っていて、今回、このゲスト出演の機会に
この本をぶつけたのだ
メディアとしての、ホンタナの本質・核心に迫り
彼らの発信力や魅力をもっと高めて
もっとも〜っと成長していってもらおう!と
が、しかし結果は、
トークは難しい。もっと準備が必要!当たり前!
Be prepared!
(=>こちら参照 しのジャッキーの雑記~ブログ: (セミナーメモ)
「時間は物語だ」辺境生物学者の仕事術/広島大学准教授 長沼毅
ということをあらためて痛感しました
派手さはないけど2年以上続けている彼らのトーク力は
やはりすごい。
普段の彼らの放送の息の合っていること。
さて、本投稿はこれくらいにしておいて
具体的な内容について、次の投稿にて
関連エントリー
しのジャッキーの雑記~ブログ: [読書メモ]Media Makers(田端信太郎)
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