ビジネス名著まとめ4-2:IBM復活劇からの教訓「巨象も踊る」とジョブ型雇用

2022年5月30日月曜日

ビジネス ビジネス名著まとめ 読書

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ども、しのジャッキーです。

ビジネス名著大全/橋本 忠明」で紹介されている90冊をさらに一冊一枚にまとめていってます。第四章 変革・復活の2冊目は「巨象も踊る」です。


ターンアラウンド(企業の立て直し)で外部から降り立つ経営者。考えるだけで胃が痛くなります。アメリカンエクスプレスや、ナビスコも経営してきたプロ経営者からの教訓です。
CEO就任時のメッセージのインパクトがすごい。特に「私に問題処理を委ねるな。横の連携で解決すべきだ」の破壊力がでかい。つまりは、戦略を策定することがCEOである自分の責任であり、他の経営陣の責任はその実行にある、というジョブの切り分けですね。
昨今、大手企業を中心に、業務内容(ジョブディスクリプション)に基づいて必要な人材を採用・契約する「ジョブ型雇用」の導入の動きが活発です。これまでの終身雇用・年功序列の人事制度の継続が困難になる中、権限移譲の仕組化が必要になってきているのでしょう。
ジョブ型の弊害としては、ジョブディスクリプションで定義されている以外のことはしなくていいんでしょ、となり視野が狭くなってしまう懸念があるようです。
先ほどの、戦略は自分、実行は現場、というのも現場の人の視座を下げる懸念がある、ということなんだろうな、と思いました。これはどちらが良いという話ではないのですが、ガースナーさんの教訓の「やるべきことを決めるのは市場」というのはその一つの答えなのだと思います。

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ビジネス名著まとめって?

橋本 忠明 氏のビジネス名著大全で紹介されている90冊をさらに1冊1枚にまとめていってます。更新は不定期です(苦笑)
13/90冊

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