セミナーメモ:テラモーターズ 徳重徹が語る人脈論

2013年3月20日水曜日

BizCOLLEGE セミナー

t f B! P L

以下のセミナーにいってきました。

【第4回 BizCOLLEGE PREMIUMセミナー】
イノベーターと学ぶ「新しい仕事術」
■ 日時 :2013年3月16日(土) 13:00~17:00(受付開始・12:30予定)
■ 場所 :イトーキ東京イノベーションセンター SYNQA
■ テーマ:日本人の働き方をリデザインする[2]  http://bizpremium.nikkeibp.co.jp/info/editor-info/20130219/000283  

【プログラム】
■13:00~13:50  第一部:強いパートナーがいるから成功した
~仕事で勝つ確率を高める人脈とは?
<講師> 徳重 徹氏:テラモーターズ社長

大手メーカーがひしめく自動二輪の市場に新規参入し、急速にシェアを拡大している テラモーターズの徳重徹社長に、ビジネスを成功させるためのパートナーシップの あり方を、経験に基づいてお話いただきます。
・どんな時にどんな人脈が役立つのか?
・自分を成長させる人脈とはどのようなものか?
具体的なエピソードを交えてひもといていただきます。

<しのジャッキー所感>
ものすごい勢いで40分間、戦車のように話し続ける感じで圧倒された。
新興国をやっていくにあたって、食事だけは課題で日本食がないとつらい
というお茶目(?)話題もあったが

戦略やはり、これが重要で個人でも会社でも同様と感じた。
ベンチャーは特に一つにかけてそれで勝負をかけているから
早いし、強い。大企業に足りないスピード感+絞り込みがあるのだろう。

講演を通して協調されていたのが「ビジョン」
そして、それにかける「パッション」。
本気でそう思っているか。

同じ日に行われた瀧本さんの人脈に関するワークショップでもあったが
三国志の劉備玄徳は大きなビジョンとパッションがあったから
その人自身は凡庸だったかもしれないが
張飛、関羽、諸葛亮孔明、趙雲といった優秀な人材(人脈)が集まってきたのだ

徳重さんはその人自身もとても優秀なのだろう
翻って私自身はどうだろうと思ったときに
劉備の話は、それなりに救いになったのでした。
さて、以下は、セミナーを受けながらとったメモです。

=====================
テラモーターズ  徳重 徹
http://www.terra-motors.com/jp/

3年で国内業界トップ(電動バイク)
5年ほどシリコンバレーでベンチャーにつとめていた
現在はほとんどアジア圏での活動

もともと住友海上火災保険につとめて商品企画などの仕事に従事
日本の大企業のマインドを変えていかないとまずいと思っている
グローバルからみると異常だと感じている

29で会社をやめてアメリカにいった。ここでリセットした
1年半くらい悩んだ

日本vsシリコンバレー
・優秀な人材
・資金調達x10
・ビジョン ★これが一番大切

シリコンバレーは個人の世界でその個々人がつながっている
シリコンバレー株式会社という人もいる
PayPalマフィア(PayPalスピンアウト組)が動かしている
tesla, linkedin facebook youtube,yammer etc

テラモーターズのビジョン
・日本再建
・最初から世界市場
・EVは快適技術でイノベーションを
・新興国の環境改善
・次世代のアジアのリーダー育成

誰かに何かいわれtも、本気でそう思っているか。
気持ちの問題、その本気は人にも伝わる
それが優秀な人材を惹き付ける

この10年で業界は様変わりした
サムスンは日本の家電を全部くっつけてもかなわない
ブランドランキングは大きく変わった

・想像してください。
日本のTV市場のトップメーカーがソニーでもパナでもなく
設立8年目の200人足らずのベンチャー企業だったら?

日本にいると、想像できない世界だが
アメリカではすでに起きている➡Vizio
企画アメリカ、製造台湾でやっている。
垂直統合の真逆の世界➡水平分業

視点をグローバルにしないといけない
中国に本社があっても、ドイツで一番売り上げをあげていてもよいのでは?
どこに市場があるのか?

日産の若手が話を聞きにきてびっくりした。
結果を出すにはどうすれば良いかが判断基準だと思っている
カルロス・ゴーンの日産ですら「決められたことをするのが仕事」になっている

サムソンなどと話す機会が多いが
日本の企業はなんでだめか?と聞いたら
「日本の企業の社員はやる気があるんですか?」
と言われた。バカにされている。

・テラモーターズの人材について
人材は、新興国に行きたい!という人がおおい
スカイプで数回の面接でジョインする人もいる
給料が1/4になるけどくるひともいる

そうそうたる株主たちも
http://www.terra-motors.com/jp/about/
財務状況などの細かい説明よりもビジョンで株主になってもらった
かれらはソニー復活よりも位置から新しいソニーを作ることを考えている。

徳重徹 (Terra Motors㈱代表取締役社長)
福武總一郎 (ベネッセ取締役会長)
出井伸之 (ソニー㈱元会長)
山元賢治 (Apple Japan元代表取締役)
辻野晃一郎 (Google Japan元代表取締役社長)
村井勝 (コンパックコンピュータ㈱元社長)
一柳良雄 (元経済産業省総務審議官)
松田修一 (早稲田大学元MBA教授)
久保 尚平 (トヨタカローラ南海代表取締役社長)
池田弘 (関東ニュービジネス協議会会長)
平内優 (クオンタムリープ㈱代表取締役社長)
みずほキャピタル株式会社
インターウォーズ株式会社
ウエルインベストメント株式会社(早稲田VC)

徹底的に現地調査(代表が各国に乗り込み調査)
・ターゲット顧客
・販売チャネル
・製品スペック、価格
・パートナーは
・規制、法律、関税のメリット、デメリット
・競合の状況
・サプライチェーンは確保できるか

自社のリソースを冷静に判断し、進出国、地域を絞り込む
➡将来的には横展開しグローバル市場で勝つ!

昔の日本には骨太のひとが多かったはずだ
Back to 明治が必要

・4倍速経営
早くするために現地にパートナーを持つこと
アジアの財閥からの提携&資金調達
徳重さんの人脈
 台湾のJennifer(ITRI)
 ベトナムのタン氏(広告系)
 インドのSunil氏

アジア圏の人は基本的に日本人が好きなのに
それをすべて台無しにしているのが
意思決定力のなさ。スピード感のなさ

アジアの経営層の人たちは国のことを本当に考えている
そういう人たちにはビジョンがあると響きやすい
会社というよりは「人」を見てくる

「最後は人間力、生き様」

徳重という個人について
・シリコンバレーで仕事獲得
・常に告知、キャラ
・圧倒的に抜きん出る(どこで)
・起業家 x 日本への思い x 世界市場

➡常にシリコンバレーで仕事したいと言い続けていた
 自分は何がしたい、何が足りないか、それを常に
 言い続けること

市場 x 協業 x 社会性 x 自分が好きなところ
社会性があるから、他人が応援したくなる
金が儲けたいだけなら一人でやっていればいい
上の4つがリンクするところは中々なく、難しいが
それを見つけることが大切。

以上


3 件のコメント:

  1. あのスピード感、気持ちよかったですね!
    滝本さんがラリーなら、徳重さんはF1って感じでした!!!!

    すみません、意味わからないですね。。。。。
    特に意味はないですが、いずれにせよ、すごい、という事です!

    返信削除
  2. 何だか知らないですが、コメント一つ入れるだけで、面倒ですね。。。

    返信削除
  3. コメント入れにくい中、コメントしてくださりありがとうございます。たしかに、二人ともとても早口でしたねw

    返信削除

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