ホンタナというメディア

2013年12月22日日曜日

ホンタナ 雑記

t f B! P L
ホンタナというPodcastingをご存知だろうか?
本の書評Podcastなのだが、これにゲストで参加してきた。

ホンタナ: 2013.12.17 ホンタナというメディアスペシャル


ホンタナのTwitterはこちら

この番組の面白さはなんといっても
本好きのサラリーマン田中が
言語学者の成田に本を紹介し
言語学者の成田さんが読んできて感想をシェアする

え、サラリーマンが言語学者に本を紹介?
逆じゃね!?というこのギャップ。

そして、中高生からの友人である二人の
息の合った、独特の気の置けない雰囲気がいいのである。



また、時々、ぶち込まれてくる
言語学者視点での小説の分析などは
「おお!」と思わずうなるのだ。

言語学者はこう小説を読むのか

例えば、麻耶雄嵩さんという方の「蛍」という本を
紹介した以下の会は、特に面白かった

ホンタナ: 2013.2.5 日本語でしか書けない小説
〜「螢」の感想から〜

40分の後半くらいのところからがその解説なのですが
日本語の、主語が曖昧であることなどを利用しているという
それを説明するためのショートミステリーが披露されるという
これが、すごい。ある意味でテクニック先攻で作れるんだ。という

かっこいい論文のタイトル?

タイトリングという、本のタイトルだけで、
その本が面白そうか評価するというコーナーがある
言語学者として、ぐっときた論文などのタイトルを紹介した回は
学者の世界をちょこ〜っとかいま見れるのが面白い

たとえば文章構造(Syntax)の学者の中で満場一致で
かっこいいタイトルだ!といわれる

The Syntax of Silence(沈黙の文法)

省略に関する文法について書かれているので沈黙の文法
サイモン&ガーファンクルのSound of Silenceも
沈黙の音という矛盾をはらんでいる
ということに気付かされた。

その後、言葉の多義性を利用した
タイトルがいくつか紹介され、どれも面白い

ホンタナ: 2013.11.5 「Planet Earth」David Attenborough

ゲスト出演するに

さて私は、田中の方と大学からの友人で
このメディアの面白さをどうにかもっと伝えたい
と常々思っていて、今回、このゲスト出演の機会に
この本をぶつけたのだ
メディアとしての、ホンタナの本質・核心に迫り
彼らの発信力や魅力をもっと高めて
もっとも〜っと成長していってもらおう!と

が、しかし結果は、

トークは難しい。もっと準備が必要!当たり前!
 
Be prepared!
(=>こちら参照 しのジャッキーの雑記~ブログ: (セミナーメモ)
 「時間は物語だ」辺境生物学者の仕事術/広島大学准教授 長沼毅

ということをあらためて痛感しました
派手さはないけど2年以上続けている彼らのトーク力は
やはりすごい。
普段の彼らの放送の息の合っていること。

さて、本投稿はこれくらいにしておいて
具体的な内容について、次の投稿にて

関連エントリー
しのジャッキーの雑記~ブログ: [読書メモ]Media Makers(田端信太郎)


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